45cm水槽も買っちゃいました
アクアリウムを始めた時に漠然と「欲しい」と思ったのが60cm水槽。 業界的には標準的なサイズっぽいし、それなりに大きくてメダカだけでなく水草もいっぱい入りそうという理由でなんとなく「そのうち買いたい水槽」みたいなイメージを持っておりました。 でも、先月30cmキューブ型水槽を買ってしまったじゃないですか? そのせいで実はもう60cm水槽を置く場所ってないんですよね。
それでですね、最近のこの業界の品不足っぽい雰囲気とコロナの状況から、45cmオールガラス水槽を買うことに決めるや否や、早々と買ってしまいました。 40cmから45cmへとサイズ的にはマイナーチェンジにはなりますが、フレームがないというだけで雰囲気は全然変わりますね。
テーマは水草
この水槽のテーマは水草です。 30cm水槽が陰性の水草ばかりで、全く同じ構成にするのは味気ないんで、こっちは「ちゃんとした水草もやりたいな」という単純な動機です。
とは言っても、底面フィルターでの運用というのは変わりありません。 底面フィルターで水草を植えるのはあまり良くない(根っこで水流が滞るから)というのが定説らしいので、直接水草を植え付けるのは後景のみに限定して、水槽の前半部分はプロホースでの掃除が可能な状態にしておく形にしました。
まぁ根っこはそんなことお構いなしに好きなように伸びると思うので、無駄な考えかもしれませんが…。
今回の水草
さて、今回新たに購入したのはグリーンロタラ、ロタラロトンディフォリア、ウォーターウィステリアの3つです。 また、30cm水槽からはミクロソリウム、アヌビアスナナプチ、ウィローモスの3つを拝借しました。
- グリーンロタラ
- ロタラ ロトンディフォリア
- ウォーターウィステリア
- ミクロソリウム
- アヌビアスナナプチ
- ウィローモス
色々リストアップしましたが、メインはロタラです。
ライトをさらに増設
ロタラは高光量を要求するということなので、ライトをロタラ区画の真上に1つ増やしてます。 これによって800lmが3つで計2,400lmになりました。 30cm水槽と45cm水槽あわせて2,400lmなので少し心もとない気もするんですが、ロタラ専用ライトとして用意したのが良かったみたいです。 植え付け翌日からグングン成長してます。 成長の速さについては、やっぱり陰性植物とは全然違いますね。
ただ、ロトンディフォリアに対しては不足してるのかも。 一応赤っぽくはなってますが、うっすら色が乗ってるというレベルです。 まぁ枯れないだけマシかな?
底砂をコトブキ工芸のろかジャリに変更
新しい水槽に変更するにあたって、底砂も変更してみました。 コトブキ工芸から販売されている「ろかジャリ」という商品です。 これまでの「メダカの焼玉土」と比べると圧倒的にカッチカチの本物のセラミックです。 メダカの焼玉土のように「指で押せばつぶれる」というようなことはありません。
この商品を選んだ理由は、この硬さだけでなく、成分にゼオライトが含まれているからです。 ゼオライトというのはイオン交換機能を持っていて、水中の色々な成分を吸着してくれるんですね。 簡単に言えば水質浄化作用です。 ただゼオライトは同じ吸着系物質の活性炭とは違って、カリウム等の肥料もその対象となっていて保肥作用が期待できる上に、吸着したものを水中に吐き出すデメリットがありません。(保肥された成分は水草の根っこの電荷と反応することで、適宜放出し、水草の成長に使われる仕組みになっています。) 普通のセラミック製の底砂と比べれば、水草育成とかなり相性が良さそうです。
ただ、そんな凄そうなゼオライトも1年程度で寿命を迎えてしまいます。 (そうなるとそれ以後はただのセラミック製のジャリになりますが、ゼオライト自体は再利用可能という特性があるので、この商品もたぶんそう。) また、色がかなり明るめ点も気がかりで、コケが生えたらすごく目立つと思います。 この商品についてはこの2点が注意すべきポイントですね。
まぁ僕としては元々セラミック製の底砂、特に崩れるリスクが低いものを探していたので、そういう意味では十分合格点を超えているのですが。 メーカーさんには可能であれば黒バージョンも出して欲しいところです。
尚、「ろかジャリ」には細目バージョンも販売されていますが、底面フィルターには通常のサイズの方が良いと思います。
初期の白濁りが半端ないです
このジャリ、めちゃくちゃ白濁りします。 相当洗って使ったんですが、足らなかったようです。 しかも、底面フィルターでは濾し取れない粒子サイズらしく、1週間放置しても変化なしでした。 結局、一回リセットして全部丁寧に洗い直すことで解決しました。
使う際には「これでもかー!」ってくらいに十分洗ったほうが良いかと思われます… 別のフィルターを併用している場合も、ウールやスポンジ等が一瞬で詰まってしまう可能性が高いので、とにかく念入りに洗ったほうがイイです。
Co2添加も初めました
Co2添加については全く興味がなかったんですが、「水槽を維持することを考えるとCo2添加はあったほうが良い」という結論になったので、簡単に初められる発酵式でやってみることにしました。
そもそもCo2添加についてあまり興味を抱けなかった理由が、肥料の消費が膨れ、トリミングの回数も増え、とにかく手間がかかるだけというマイナスなイメージを持っていたからです。 でも水草や水質の状態維持という面を勉強していくと、十分メリットがあるんですよね。 あとは、コストを含めて天秤にかけるだけです。 僕の場合はGoサインが出た具合です。
発酵式Co2については後日書く予定です。
以上、今日はこれにて!