水槽の構成を色々と変更するぞ!

refresh calendar 2021-01-16

前回の記事で黒髭コケについて書きました。 その記事の最後で、黒髭コケと底面フィルターの相性についてサラッと触れたんですが、やはり理屈として間違ってない気がするんで、これを機に各水槽の構成について考え直してみました。

今後の予定についての記事になります。

状況の確認: メダカが物凄く増えた

昨年はメダカがおかしいくらい増えちゃったんですけど、この前ちゃんと数えてみところ、なんと100匹超え。 元々多いなーと思ってはいたんですけど、まさかこれ程いるとは。

当初は30cm水槽と今はもう捨ててしまった40cm水槽から始まったのが、今では30cm水槽、45cm水槽、60cm水槽、40Lトロ舟の4体制に変更しています。 トロ舟はビオトープなんですけど、室内管理です。 外に出すと水温変化と虫が酷いんで室内です。

でも、こんなに増えると水換えの方も大変になってきるんで、コケの話とは関係なく、そろそろ30cm水槽は片付けようかなと考えてた訳です。

45cm水槽は陰性水槽へ

前回の記事に書いたように、この水槽には黒髭苔が結構生えちゃってます。 一応その幾つかは枯れつつある状態にはなってるんですが。

ともかくいまは底面フィルターを使わない構成を試してみたい気持ちが強いので、この水槽に関しては底面フィルターを取っ払っちゃって、次の構成で再スタートしてみます。 プロホースによる掃除が前提の水槽です。

  • 掃除しやすく底床薄め
  • 底砂は田砂かそれに似た何か
  • テトラの外掛けフィルター
  • 陰性水草をふんだんに
  • CO2あり

生体は変更なしなので、もしかしたら余計に手間のかかる水槽になっちゃう可能性もありますね。

60cm水槽もコケが…

60cm水槽はまだちゃんと紹介したことはないんですが、こちらも底面フィルター駆動なのは同じで、違いは大磯砂を使ってることとちょっとレイアウトに凝ってることですかね。 とはいえ、こちらもコケが酷かったりします。 黒髭コケでなく緑の糸状コケなんですけど。

理由は使ってるライトが強すぎたみたいです。 SHOPBARRELから販売されているAMATERASというライトです。 本来は40cmの距離で使うべき商品なんですけど、機材の関係で30cmしか取れなくて、気づけば一面フッサフサに。 もちろんコケのほうが。

それでもオトシンクルスが居た頃は、一瞬ですけども、かなりキレイになったんですよ。 おかげで、もう一度トライするべきかと、最近また考えるようになってます。 「もうしばらく飼わないぞ!」とか言ってたんですけどね(汗)

やっぱり調光できるライトが欲しい

AMATERASは水のゆらぎがキラキラとして、見ている分にはかなり美しいライトだと思うんですが、僕の趣向的には調光機能の方が価値が高かったみたいです。 というのも、やっぱり調光できたほうが時間の変化と言うか、移ろいをリアルに感じることができて、僕はその時々の表情を見ている方が好きだったみたいです。 なのでライトの変更は必須ですね。

それにメダカの方も、未だにライトが着いたり消えたりする度に大騒ぎしていて、それで岩場に挟まって死んじゃうメダカも出ちゃってますから。

30cm水槽は保留

30cm水槽は一番安定している水槽です。 45cmの方にも植えてあるロタラは成長が完全に止まっちゃってるんですが、こちらはいつでも最盛期みたいな具合い。

でも問題がないという訳ではなくて、こっちの底床は一応セラミックソイルなんですけどかなり崩れやすい代物でして、たぶんそれが原因で水中ポンプの調子が悪くなってます。 何度メンテしてもすぐにおかしくなるので、やっぱり普通の底面フィルターにはソイルみたいな崩れやすいものは使わないほうがいいのかもしれないですね。

でもそれでも使いたいのならば、それ用に作られてるプロジェクトフィルターを選んどいたほうがトータル的には良いのかも。 値段がちょっと高めなのがネックですが。

話は戻しますが、本当なら45cm水槽で使わなくなる予定の「ろかジャリ」に変えたいところなんですが、ちょうど生まれたばかりの稚エビがいるので、しばらくの間はこのまま。

ある程度大きくなったらリセットする予定。

トロ舟ビオトープ

最後にトロ舟ビオトープの紹介をば。

ビオトープ メダカ トロ舟 ポトス
kanau.page

植えてあるのはポトスとオリヅルラン。 あと余ってる陰性水草や岩、流木で適当にレイアウトしてます。 底床は使い回しですが、まだ立ち上げてそれほど経ってないので、念の為水作エイトの小さいやつを入れてます。 中身はエーハイムのサブストラットプロに変更してます。

エアポンプ駆動になるんで騒音を覚悟してたんですが、中のエアストーンがかなり粗めなので、ほとんど気にならない程度に収まってくれました。

全体的にかなり気に入ってます。

水槽よりも水質浄化作用が高い

思ってたよりも浄化作用が高いみたいです。 始めた経緯は行き場のないメダカをなんとかしたいという思いだけで、それほど水質については期待してなかったんですけども、これが意外なほど浄化してくれるんです。

思うにポトスやオリヅルランというのは、水草なんかとは違って陸上に生息する植物ですし、なにより葉も大きいし茎も太いですからね。 要求する栄養量が比にならないんだと思います。 水質浄化というとマツモとかアナカリスが一般的ですけど、ポトスも全然イケてる方なんじゃないですかね。 しかも水草と違ってコケは問題にならないし、扱いが雑でも滅多に枯れませんから。

元々は空気浄化のために水耕栽培してた植物なんですけど、かなりオススメ。

ポトスもオリヅルランも水草じゃないんで、完全に水没させたら当然ダメになっちゃいます。このあたり勘違いしないように。

トロ舟の良さ

ビオトープについては発泡スチロールを推していたんですが、今回トロ舟にした理由はかなり単純で、それは頑丈なこと水面の広さです。 発泡スチロールの保温性能は今回は不要だった訳です。

それでトロ舟を使ってみた印象ですが、同じ水量でも水面が広いんで、思った以上にメダカが入るということ。 一般的に1匹1リットルと言いますけど、40L規格のトロ舟に60匹近く入れていても見た感じは大丈夫そう。 見た感じは。 これからどうなるかは分かりません(汗) 夏場とかちょっと不安です…。

緑のトロ舟(プラ舟)はかなり頑丈

元々トロ舟はブラックの安いヤツを買うつもりだったんですけど、ホームセンターから帰宅した時に手にしていたのは緑。

緑のトロ舟って、ネットで見ているとただの割高な商品にしか見えないんですよね。 でも実際に手にとって見ると、こっちの方が造りが良く、意外にも格好良かったりする。 まぁこのあたりは人それぞれだと思いますけど。 僕はお店で心変わりしちゃったタイプです。

ちなみにサイズ感ですけど、40Lはやや大きすぎですね。 こんなにメダカがいなかったら、素直に20L規格のトロ舟を選んでたと思います。 そのくらい大きく感じます。

以上、今日はこれにて!

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