予定通り、60cm水槽用のライトを新調しました。

調光調色は正義。はやくもコケが消えてきた

今回ライトを買うにあたって重視したのは、調光&調色ができることです。 今まで使っていたライト(SHOPBARREL AMATERAS 20W)が僕の環境には強すぎて、水槽内が一面コケだらけになってしまったことを反映しての理由です。

その点、Grassy Wing2は調光(明るさの調整)だけでなく調色(色味の調整)も可能なので、コケが好む緑の波長をなるべく抑える設定で運用することもできるんですよ。 もちろん鑑賞目的としてはあまり良いとは言えない見た目なんですけど、一時的にそういう治療的な使い方ができるのは確実にメリット。

それで実際にそのように運用しているんですが、既に効果が現れてます。 黒髭コケほどではないとしても、厄介と言われている緑色の糸状コケが「目で分かるレベル」で減ってきています。 たぶんコケが弱ってきたことで、ミナミヌマエビでも処理できるようになったんだと思います。 まだ数日でこれなので、あと2週間もすれば完全になくなるんじゃないかな。 正直言って、完全に勝利した気分でかなり嬉しい。

他の水草に着いたコケも綺麗サッパリとれたら、もう少し「見れる色味」に変更する予定です。

Grassy Wing2 60 freshについて

前置きはこの位にして、ここからはGrassy Wing2の良い所・悪い所を書いていきます。

明るさについて

単位がルーメンじゃない

まず誰もが気にしている所だと思うんですが、明るさの単位がルーメンではありません。

ボルクスジャパンでは基本的に、光の強さを光合成光量子束密度(PPFD)という尺度で表しています。 この仕様はボルクスジャパンの商品同士の比較においてはかなり便利なんでしょうけど、初めてとなる一般的なユーザーにとってはそもそも比較しようがないんで、正直致命的な欠陥な気がします。 新規ユーザーは求めてないんでしょうかね?

まぁそんな仕様なので、とりあえず僕は消費ワット数で比較することにしました。

十分な明るさ(だと思う)

チャームで人気の「アクロ TRIANGLE LED GROW 600 3000lm」が29.4Wです。 これに対して「Grassy Wing2 60 fresh」は公称では最大40W。

いくら調光調色が可能といっても大した処理にならないはずなんで(ラズパイの一番安いやつでも動くレベル)、明るさについては圧倒していると推測。

スペクトル図を見ながら調整できる

色と明るさの調整は、あらかじめ決められた4つの系統色をスライドバーで操作する形になっているのですが、これを操作するとリアルタイムでスペクトル図が変化していきます。 そのため波長の分布がどうなっているのかが直感的に分かる仕組みになってます。

スペクトルの幅が広い

Grassy Wing2 Fresh Spectrum
volxjapan.co.jp

VioletやDeepRed用のLEDが個別で用意されているので、一般的なライトよりもスペクトルの幅が広くなっているのもこの商品の特徴です。 それが水草に物凄く影響するのかについては深くは理解してませんけど、確かに水草の成長に意味をもってるようです。

参考となる解説がカミハタから販売されているツインスターのページにあったので貼っておきます。

ツインスターとは:twinstar(ツインスター) :照明 ~神畑養魚株式会社~

水面に各色LEDが映ってしまう

一般的なアクアリウムライトと同じように、いろんな色のLEDが散りばめられているタイプなので、水面にそれが映ります。

スマホからの操作・設定は簡単

調光調色については既に触れたとおりです。

スケジュール設定ですが、時間と色味の設定を最大12個作ることができ、それぞれの区間ごとの差を計測し、オートで少しずつ変化するようになっているようです。 つまり、「この時間にはこの色・明るさ」と設定しておけば、あとは勝手に良い感じに調整してくれるお手軽仕様ということです。

作ったスケジュールは名前をつけて保存できるので、「コケ防止」とか「観賞用」みたいに何個かパターンを作っておくと便利そうです。

設定変更時以外はスマホがなくても問題ないのは良かったです。

足がちょっと…

吊り下げで使う場合は気にならない問題なんですが、水槽に乗せて使う部分が物凄く簡素な造りになっていて、前モデルと比べるとかなり劣化してます。 他のメーカーと比べちゃうと、かなり見劣りしちゃってますね。

その他

スケジュールのプリセットが用意されてる

世界の6つの海域がプリセットとして用意されてます。 スケジュールを作るのが面倒な人には便利かもしれないです。

天候イベント

曇りや雷といったイベントの起こる頻度(確率)を設定できるようになってます。

競合製品について

似たような機能を持つ商品と比較する場合、“Chihiros WRGB2”と”ONF Flat One+“が候補になると思います。

前者は一万ほど高く中国メーカー、後者が同価格帯で台湾メーカーとなってます。 共に性能は高く(4500lm、調光調色機能あり)、また後者のライトに至ってはデザイン性も優れていますから、今後かなり人気化するように思われます。 ただ、調色については色温度指定止まりのようなので、自由度の高いGrassy Wing2やWRGB2と比べると、少し弱く映ってしまいます。

ということで、ちょっと保証の面が不安に感じたりもするんですが、3万円を出せる場合はWRGB2がベストなのかなぁ。 出せない場合は、調色を取るかデザインを取るかで分かれそうです。

色々書きましたけど、総じて満足度は高いです!