刺激を求め、パソコン環境を完全リフレッシュ!
こんにちは。 久しぶりの更新です。
今年は世界史のお勉強をするとか言ってたんですけど、そればっかりやってたら頭がおかしくなりそうだったので、3月の後半から浮気してしまいました。 今思い返せばめちゃくちゃハードワークになっちゃったんで、軽い気持ちでやるべきじゃなかったなぁ…
で、今回やったことなんですけど、ワークステーションとクライアントPCのOSの入れ替えから始まって、使用しているソフトウェアの見直し、数年運用し続けているプログラム群の大規模メンテ、データバックアップ方法の見直しと多岐にわたりました。 基本的には面倒で長期間放置してきたものばかりです。 最初は1ヶ月で終わるだろうと踏んでたんですけど、掛かりましたねぇ…
まぁそういう訳で、今回はこれらの中から書けそうな部分についてまとめてみました。
OSはManjaro
今回はワークステーションにUbuntuServer、デスクトップにManjaroという構成にしてみました。 まぁUbuntuServerについては特に書くことはないです。 実に安定したサーバーでした。
Manjaroにした理由
さてここから本題に入りますが、なんで今回Manjaroにしたのかと言うと、「単に気分をリフレッシュしたかったから」という身も蓋もない理由です。 なにせ、デスクトップOSはこの前Ubuntu20.04にしたばっかりだし、Linuxの記事でも「Ubuntu一択だ」みたいなことまで書いちゃってますからね。
でもね、ほんとしょうがないと思う。 ただでさえ変化の少ない生活を送ってきたのに、コロナのせいで更に硬直化してしまっているんだもん。 さすがに何か変化が欲しいのよ。
何を退屈とするかは人それぞれだろうけれど、退屈が敵なのは人間の性。 大抵そういった本能に抗うことが利を生んだりするものだけれど、さすがの僕も今回ばかりはつらいです。 コロナが終わったら、そこまで好きでもないけど、旅行をしようかな。 そんな気分に陥っている程に、いまの僕は刺激に飢えちゃっている。
話をManjaroに戻そう。
XfceとGnome
Manjaroは相も変わらずXfce推しのようで、以前ならGnome版を選んでいたけれど、今回は流れに乗ってデフォルトで行くことに。 でも正直言って、2ヶ月経った今でも尚、使いにくいと感じてます。 すべてはGnomeにあった”Macのexpose的なアクション”が存在していないのがすべての元凶だと思う。 もちろん代替するソフトウェアがない訳ではないのだけど、片っ端から試してみた結果、「使わないほうがマシ」あるいは「Alt+TABのほうがマシ」という結論でした。
Gnomeはほとんどカスタマイズしないでも全然使えたけれど、Xfceはしっかりカスタムしないと始まらない感がありますね〜
カスタムした

ということなので、基本的にカスタム嫌いな僕なんですが、今回ばかりはちゃんとカスタムしてみました。 書くと長くなりそうなので、とりあえず表面的な部分についてだけ触れますが、Plankという軽量でデザイン性の高いDockを使って、Gtkの良さ気なテーマをインストールするだけで、xfceであっても随分マシなUIに変えられます。 いまの状態は、もうほぼほぼGNOME。
これでOSトラブルでも起きて再インストールになってしまったら、本当にただの徒労と化してしまうんで、しっかりTimeshiftとrsyncでバックアップする設定を組んどきました。
これでたぶん大丈夫。 いや、絶対にそうであると願いたい。
使うソフトウェアの変化
インストールしたソフトはこれまで使っていたものを基本としながらも、新たに増やしたものが多いです。
使わなくなったもの
- albert
- logiops
- gimp
Albertが公式リポジトリになくて、AURにしかないっぽいので、今回はスルー。
マウス操作で重宝していたlogiopsは、Manjaroではそもそもインストールしなくてもマウスが最適化されている状態になっていたので、もはや完全に要らない子。
gimpについては、glimpseという派生プロジェクトが爆誕してて、snapで導入できると言うので使ってみました。 使用感も良かったのでサクッと乗り換えです。
ターミナル関連
今まではターミナルの多重起動が当たり前だった僕なんですが、Xfceだと前述の問題でウィンドウの操作性が激落ちしてしまったので、Guakeでスマートに管理する方向へ舵を切りました。
Guake
Guakeのタブ操作をVimライクにすると想像以上に使いやすいです。 ボタン一つでいつでもターミナル操作に移れるのはめちゃくちゃ便利だと、今になって気づきました。
fish
おなじみのfishシェル。 もちろんfisherでパッケージを追加して少しカスタムします。
今回はbassというニューフェイスを迎えて次のような構成にしてみました。
- oh-my-fish/plugin-peco
- jethrokuan/z
- IlanCosman/tide
- edc/bass
言うまでもなくpecoとzのコンビはテッパンです。 一旦慣れると、ないと困るレベル。 bassはbash向けに書かれたスクリプトをそのまま使えるようにするプラグインで、これがまた便利。 今後も確実に使い続けるであろうプラグインの仲間入りです。
ヴィジュアルが良くなるtideについては、指定されたフォントをインストールすることと、ターミナル側でそのフォントを指定することの2つが注意点かな。
画像関連
使っている端末がiPhoneとLinuxという関係で、これまで写真管理がし難いと思いながらも、自分を騙しながら手動で対応してきました。 今回はそのあたりの最適解を模索してみました。 といってもまだ模索中の段階です。
Microsoft Onedrive 100GBプラン
iPhoneのストレージはicloudの50GBプランを使ってたんですが、LinuxからはWebブラウザ経由でしか触れられない仕様になってます。 連携は最悪です。 これに対し、GoogleやMicrosoftのクラウドストレージには便利なSync系ライブラリがgithubで出回っているんです。 これは明らかに切り替えるべきでしょ?
そんな訳で、onedriveの100GBプラン(月額250円)に落ち着きました。 Microsoftのonedriveにしたのは、Googleばかりに個人情報が偏ってしまうことに「ちょっと嫌な気持ちを覚えた」という程度の問題です。 値段も容量も一緒だった記憶もあるし。
まぁでもこれでデスクトップとの同期ができるようになったので、今までとは比べられないほど便利になりました!
Gimp(Glimpse)
Gimpもちゃんと使い方を覚えると便利なもんです。 画像編集に関してはこれまでiOSのアプリでやってきたんですが、やっぱり画面が大きいほうが操作も確認もしやすい。 動作もこっちのほうが速いです。
ちゃんと使いこなせれば相当便利なソフトなんだろう。
Digikam
画像自体の管理のためにDigikamを導入しました。 まだ使い始めたばかりなので良いのかどうかも分からない状態。
RawTherapee
今年買う予定のiPhone13Proで”ProRaw”デビューする予定なので、そしたら使う予定。 評判は悪くない様。
Python: minicondaからpipenvへ
今までminicondaというanacondaの軽量版でパッケージ管理してたんですが、欲しいパッケージがないことも多かったので、pipenvに移行しました。 バージョン管理できないとバグの温床になったりするんで仕方なくminicondaを使ってたところもあるんですけど、いつの間にかもっと便利なものが出てきていましたね。
使い勝手に大きな変化もなかったので、これからはpipenvが主流になりそうな予感。
以上、今日はこれにて!