中古本の購入を再開!中古本のメリット・デメリットを再考した

refresh calendar 2021-06-04

ブックオフオンラインで本を買いました。 昔から中古本といえばここばかり使ってますけど、実際に中古本を買うのは3年ぶりくらい? うーん、分かりません。

今日はどうしてまた中古本を買おうと思ったのかとか中古本との付き合い方的な感じで書いてみました。 ちなみに僕は他店や実店舗は一切使ってないので、この記事はブックオフオンライン特化の記事になります。

中古本の一般的な不具合

中古本でよくある不具合は、

  • 日焼け
  • 濡れ跡
  • 折れ・切れ・スレ傷等の破損
  • マーカー・ペン等による書き込み

このあたりがメインですね。

でも実際に買ってみると分かると思うけれど、手元に届く商品のほとんどは割とキレイな商品が多く、時には新品とすら思える商品もあって、明確に不具合と言える商品というのは全体から見るとそこまで多くない、というのが僕の感覚です。 しかも、その不具合のある商品についても、大抵はあまり気にならない程度の軽いものが大半なので、余程気にしてしまう人でない限り、問題なく受け入れられるはず。

僕が遭遇した、酷い不具合

そんな中、「これは酷い…」と絶句させられた本も無い訳ではなくて、これまで3回ほど引いてます。 カビ臭さが半端ない本、何もかもがボロボロすぎる本、そしてダニに汚染された本の3冊です。

この内、最初の2冊については「さすがにこれは受け取れない」と交換してもらったりしましたが、その対応は概ね良好でした。 というかネット通販全体で考えると、かなりスピーディーに対応してもらえて、対応の中身も含めるとトップクラスに入ると思う。

ただ、ダニに汚染された本がすべてを変えました。 こいつは本当にマズかった。 返品直後の買い物で遭遇したせいもあって、「もしかして嫌がらせ?」とか考えてしまって、なんだかんだ「中古本」の購入自体を完全に控えるようになったんです。 すべてはダニが悪いんですけど。

でもその本のせいでダニが室内に解き放たれてしまったので、しばらくの間は痒さでよく眠れなくて、次第にメンタルまでもがやられてしまったんです。 時間効率が良いからネットを使っているのに、本末転倒な訳です。

もちろん返品しようと思えばできたのかもしれないけれど、基本的に複数まとめて買う僕としては、どの本にダニがいたのかなんて分からないし、そのダニも既に解き放たれているんで、「もういいや。」という冷めた感覚になってしまったのを今でも思い出します。 ほんと酷かったです。

でも今思えば、なんでも良いからとにかくクレーム出しとけば良かった気も。 言わないと分からないことって多いし。

業者の皆さん、ダニというか虫対策だけはマジでしっかりしてほしい。

ダニ捕りシートが効果バツグン

ネットで調べると本にダニがついてる可能性は低いらしい。 だからその虫が本当にダニだったのかと言われると正直自信がない。 でも↓で紹介するダニ捕りグッズを使ったら、途端に刺し跡の増加が止まったのを考えると、やっぱりダニだったんだろう。

その商品ですけど、僕が実際に使ったのは「ダニホイポイシート」って商品。 これをベッドシーツの下に置くだけで簡単に解決できました。 これを作った人は天才だと思う。 いまでは常に備蓄されてます。

今アマゾンを見ると類似品がいっぱい販売されてますね。 発売から時間も経ってるんで、もうどれを買ってもそんなに変わらないかもしれないです。

それでも中古本に手を出した理由

さて、そんな経験を持つ僕が、また中古本に手を出してしまいました。 なぜか。 それはやっぱり圧倒的な安さ。

仮に、読んでみたい本が1000円するなら、中古なら運が良いと100円とか200円で買えるんです。 そして僕が買う本の多くは2000〜3000円クラスの専門書。 それが1000円以下でたたき売りされてるのを見たら、どうしてもそっちを取りたくななります。 さっさと買って、自分の血肉としたほうが絶対に良いに決まってる。 そもそもダニトラブルさえなければ、何も問題はなかったのだから。

まぁそんなことで久しぶりに注文したんですが、今回はどんなのが届くんだろう? いまの我が家には例のダニ捕りシートが常備してあるんで、届いたらすぐに密閉ボックスに本とシートを入れ、3日くらい放置しようと思ってる。 準備万端すぎる。


実際に密閉ボックスに入れてみた感想なんだけど、これはちょっと失敗だったかも分からない。 シートの香りが本にもうつってしまってて、逆にダニを集めてしまうような… ニオイが完全に取れるまでは家からは持ち出せなさそう。

本の品質はというと、今回はアタリを引いたようです。 1冊だけ日焼けが強めにでてたものの、残りは新古品みたいな状態のものばかりでした。 値段を考えれば、相当良い結果かなぁ。

中古で買うか、新品で買うか

僕は必ずしも中古で買うわけではありません。 場合によっては新品で買うことも当然あります。

その判断の分かれ目は、定価と比べてそれほど安くなってない場合やどうしても新品で揃えたいと思っている著者やシリーズ物の場合など。 他にも、発売日や中古価格、絶版になっているか等、その本の状況次第で買う・買わないが決まります。

基本的に発売日が古いほど状態が悪い確率が上がると推測できるので、そういった本があまり安くなっていなければ、基本的に新品で探します。 まぁそうは言っても新書や文庫は基本的に中古で買うことが多いです。 単行本と比べると、値段の下がり方が激しいので。

電子書籍は使い方次第?

電子書籍も一度使ってみたことがあるんですが、どうやら僕には合わない模様。 よく言われる「読んだ感覚が〜」とかいうのも勿論あるけれど、僕としては物理的に使いにくい方が大きかったです。 例えば図表を見るために数ページ戻る場合や、何冊も同時に開いたままにして見比べる場合。 こういった使い方ではメリットよりもデメリットばかりが感じられ、電子書籍の使いにくさが目立ってしまいました。

電子書籍には誤字脱字や落丁のリスクがないというメリットがあるのかもしれないけれど、僕が電子書籍に切り替えることはまだまだなさそう。 小説とか漫画を読むだけならば、非常に便利なアイテムなんでしょうけどね。

以上、今日はこれにて!

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