基本は「大きい」が正解

水量が多い方が維持管理が簡単ということなんかより、とにかく痛感したことは、水槽が大きくないと水景がこぢんまりとしたものになってしまうということ。 僕が今メインとして使っているのは60cm標準規格の水槽ですが、このサイズであっても不満はあります。 大体の不満はレイアウトのしやすさ水草の選択肢(使いやすさ)に収斂します。

まず奥行きについて。 いまの水槽には奥行きが30cmしかないので、水槽前面に化粧砂を敷くといった少し工夫を凝らしたレイアウトをしようとすると、途端に狭さを実感します。 また水景自体の広がりも大して感じられないのが不満です。

次に高さについて。 底床を嵩上げして傾斜をつけるなどした場合、後景草として使える水草の選択肢が狭くなりがちです。 特にエキノドルスやクリプトのような大型化しやすい水草。 これらはどうしても使いにくく感じる訳です。

水草水槽のレイアウトコンテストで使われるのが90*45*45サイズが一般的なことからも、これらは推し量れます。 横幅90cmはちょっと置けないので、せめて60*45*45サイズにしておけば良かったなぁ…と定期的に後悔しています。

ガラスの透過率ってそんなに気になる?

一番惑わせられたのがガラスの透過率だったりします。 ネットで調べると、「質の高いガラスを使っている水槽は水景がよりクリアに見える」みたいな話があったり、ガラスの透過率についての議論が散見されるので、なんとなくガラスの透過率って重要なんだなって考えがちじゃないでしょうか。

でも実際にアクアリウムをやっていて本当に気になってくるのは、苔であったり、水草や生体の調子であったり、レイアウトの良し悪しであったりして、ガラス自体を気にしたことは今のところ皆無です。 店頭で「この水槽、良いガラス使ってんな!」とか言わないですよね? 少なくとも僕はそんなこと考えたことはありません。

だからガラスの質についてはほとんど気にしない方がいいです。 こういうのはアクアリウム上級者みたいなポジションに辿り着いてから考えればいい話だと思います。 初心者のうちは他のことで精一杯でしょうから。

でも1つ確実に言えることもあって、それはランクの高い水槽(たとえば一番良いとされているADAの水槽)を1本でも使っちゃうと、そこからは他の水槽と比較し始めちゃうんで、ガラスの質が気になって気になって仕方なくなるということ。 ガラスの質は気にならないとは言ったものの、並ばせたらさすがに分かるもの。 そしたら「気にするな」と言う方が難しくなります。

なので、こうならないように同一メーカーの同一シリーズで揃えるようにする。 余計なことをアレコレ考えたり無駄な出費をしないように、事前に決め事を作ってしまうのです。

クリアガラス水槽ってのは、数年経過しても尚、アクアリウム熱が冷めてなかった場合に考えればいいアイテムだと思う。

僕はこうやって水槽を選びました

かくいう僕はコトブキ工芸のレグラスフラットシリーズで統一しとります。 大量生産品であることと品質と価格のバランスが良かったことが理由です。

特に大量生産品であることは個人的に欠かせないポイントだったりします。 なぜなら、大量生産品でないと初期不良の際の対応が悪かったり、交換までに時間が掛かったりするからです。(これは水槽に限った話でなく、一般論です。) 僕はこの手のトラブルはなるべく避けたいという思いが強いので、特注品のような商品や一般的なショップで扱っていないような販路の狭い商品については、余程の理由がない限り買わないようにしています。

そうすると、選択肢としてはテトラ・ジェックス・コトブキ工芸あたりが残ります。 で、実際に店頭で見せてもらった結果選んだのがコトブキ工芸だった、ということです。 テトラとジェックスを選ばなかった理由についてですけど、まぁこういうのは正直あまり言いたくないけれども、全体的に安っぽく感じたのが原因かな… 明確にダメなポイントがあったって話ではなく、個人の感性の問題なので、これについては店頭で自分の目で確認したほうがいいですよ!