MDR-EX31BNを使い続けてかれこれ5年くらいですか。 ほぼ毎日使っているにも関わらず、未だに壊れる気配がありません。

「ソニーにはソニータイマーがある」

昔、保証期間の終了を待っていたかのように亡くなっていったVAIOパソコンがあったので、僕はこの話を割と本気で信じているんですが、このイヤホンに限っては全然大丈夫そうです。 もちろんバッテリーの持ちについては経年劣化という形で短くなっているとは思いますけど、それでも十分使い物になるレベルです。

とても良い話なんですが、僕としてはそろそろ最新のイヤホンも使ってみたい気持ちもあるんですよね。 やっぱり5年も経てば技術向上で音質も相当良くなってると思うじゃないですか?

ということで、気になるものはどうしても気になってしまうタチなので、今日は買い替え目的で調査をしてみました。 そして意外なことが…。

MDR-EX31BNの性能は今でも優れている

このイヤホンの発売日は2013年10月25日です。 つまり今から6年以上前の商品です。 6年も古ければ最新のラインナップの前では全く勝負にならない。 こう考えるのが普通じゃないでしょうか?

でもソニーのカタログで性能を比較してみると、これがあまり当てはまらないんです。 (※ イヤホンはソニー派なので他のブランドでは検討していません)

確かにこの6年でBluetoothブームが起きて、無線イヤホンをする人が珍しくない程に普及しました。 商品の形状も、MDR-EX31BNのような通常イヤホン+無線機という組み合わせから、ネックバンドのような一体型のものが一般的になりましたし、高価格帯にはAppleの「AirPods Pro」のように、耳栓と変わらない形状にまでコンパクトさを追求したイヤホンが登場しています。

形状という面では完全に置いてかれています。

でも中身のイヤホンとしての性能に関しては、さほど古臭さというものは感じられませんでした。

ノイズキャンセリング性能は未だに現役クラスです

この商品を買う層はおそらく次の3つの機能を求めて買うと思います。

  1. ワイヤレスであること
  2. イヤホンであること
  3. ノイズキャンセリング機能が付いていること

なので、ソニーの現ラインナップでこの機能に絞ってみる訳ですが、意外なことに、このMDR-EX31BNが基準性能っぽいのです。

というのも、ソニーでは「ノイキャン性能」という表現で5つ星評価をしています。 そしてこの商品は3つ星評価となっていて、この3つ星評価は事実上最低クラスです。

しかし4つ星以上の商品はたったの3つしか存在しておらず、しかも一つは型落ち商品ですので、実質2つしかないのです。

WF-1000XM3とWI-1000XM2です。

この2つは共にフラグシップモデル的な存在なので、価格も一気に上がって3万円前後で推移しています。

逆にこのフラグシップモデル以外は、形状がネックバンドタイプになって、防水機能やマルチペアリング、そして外部の音を取り込める機能等がついていたりするものの、基本部分についてはMDR-EX31BNと大差ないんです。

MDR-EX31BNを6,000円程度で買った身としては…

もし今のイヤホンから買い替えするならフラグシップモデルのどちらかかなと思ってます。 じゃないとほとんど音質の変化がなさそうですからね。 スポーツ中にイヤホンってのも、危なっかしくてそもそも使いたくない派ですし。

そんな訳で3万円は用意する必要があるのですが、たしかMDR-EX31BNはセールで6,000円くらいで買ったはずなんです。 差が激しすぎて、気軽に「よし、買おう!」とはさすがに思えない金額。

壊れていたらまだしも、まだ全然使える状態なのでもうしばらくはMDR-EX31BNを使い続けようと思います。

MDR-EX31BNならではの特徴紹介

既に紹介したように、このイヤホンは一般的なプラグ式のイヤホンと無線機のセット商品です。 今となってはただの古い設計そのものなのかもしれませんが、この設計ゆえにイヤホンの断線が起きても、イヤホンを買い換えるだけで簡単に復活します。 (僕の記憶では、ノイズキャンセリングのためには対応するイヤホンとの交換が必要だったはずです。)

今の一体型イヤホンでは絶対に真似できないメリットになりえます。

あとは「胸ポケットに無線機を入れれば、ただのイヤホンにしか見えない」ぐらいしか特筆できる特徴はないですね。

6年の歳月があれば、普通同じ価格帯の買い替えでも十分満足できるはずなんですけど、どうしちゃったんですかね…? このMDR-EX31BNにしても全然安くなってないですし。