肩こり、つらいですよね。 最初は大したことがないんですが、放っておくと割と本気で困ることになるんですよね。

最近じゃ自粛生活ということで、家に引きこもることが推奨されているので、肩こりで悩んでる人が増えてるんじゃないかと想像していますが、どうでしょうか?

今日はインドア派の宿敵、肩こりとの向き合い方についてです。

肩こりの原因とは?

まず最初は、絶対に知っておかないといけない肩こりの原因から始めます。

肩こりの原因を調べると、だいたい次の4つが登場します。

  1. 運動不足
  2. 悪い姿勢の継続
  3. 冷え性
  4. ストレス

この4つはそれぞれ違う要因に思うかもしれませんが、実は絶対的に共通していることが1つあります。 それは血流の悪化です。

運動不足や冷え性が血流と関係しているのはすぐに理解できると思いますが、悪い姿勢の継続とストレスについてはどうでしょう?

悪い姿勢と血流の関係

悪い姿勢では本来とは違うからだの筋肉が継続的に使用されます。 それが長い間継続すると、次第にその筋肉が披露で硬直化していくのです。 当然血の流れも悪くなり、その血管とつながる別の場所にまでも悪い影響が出てくることになります。

ストレスと血流の関係

ストレスについては、自立神経の活動を通して影響を与えます。 交感神経とか副交感神経とかいうやつですが、簡単に言ってしまえば、「リラックスしていると血の流れが良くなるよ」という話です。 逆にイライラしてストレスがたまっていくと、血の流れも悪くなっていくということです。

あなたのストレス、如何ほどですか?

そんなストレスですが、目に見えません。 そこでストレスの度合いを測るための方法としてライフイベント法というものがあります。

ホームズとレイのストレス度表
goope.akamaized.net/22129/160308132647-56de54879461c.pdf

この表の中から該当する項目のストレス度を足していき、1年間の合計が300を突破すると、翌年79%の人も何らかの不調が生じたという研究でした。 200〜299点では51%、150〜199で39%です。

試しに僕のいまの状況で計算してみたところ126点でした。 肩こりの一番酷かった頃の記憶で計算してみると302点です。

皆さんはどうですか?

結婚が病気や失業に並ぶほどのストレスとは…

僕の実際の症状【参考として】

僕は研究で半ば引きこもっていたので、ここで並べられた肩こりの原因にすべて該当していたと思います。 最初は「ちょっと変だな?」と思う程度だったのが、1年もすると眼精疲労という形で悪影響が出てきました。 そして、眼精疲労が「あぁ…なんかやばいかも」と行動するきっかけになったのです。

眼精疲労もただ「目が疲れた」という具合であれば良いのですが、酷くなると状況は全然変わってしまうんですね。

ドライアイで単に目が乾くだけでなく、頻繁に頭痛になり、それが更に酷くなると吐き気も感じるようになります。 そして、僕の場合はこのタイミングで肩こりという存在を重く認識しました。 当初はなかったはずの異様な感覚が背中に現れたのです。

ここまで来ると、まず起きているのがつらいと感じるようになってしまい、それでも無理をしてしまったので、結果的に随分と寝て過ごすハメになりました。 当然こうなると研究どころではなく、自然と僕の研究対象は肩こりに移っていった次第です。

肩こりを治す4つのファクター

そんな僕ですが、今では肩こりで悩むことも随分減りました。 当時は毎日肩こりで半年以上続いてたのが、いまでは二ヶ月に1回くらいのペースですからね。 とはいえ、やはり今でもオーバーワークをしてしまうとどうしても肩こりの症状が出てしまうのは、根本的なところを変えない限りダメなようです。

でも、治し方というか対処方法を用意してあるので割とすぐに復活できる感じです。 肩こりを治す基本は、早期対処、脱力、栄養、そして薬の4つです。

  1. 早期対処
  2. 脱力する

    • お風呂
    • ストレッチやマッサージ
    • 深呼吸や瞑想
    • よく歩く
    • よく寝る
  3. 栄養

    • 第3類医薬品レベルの栄養剤
    • 病院の薬
    • 痛み止め
    • 湿布などの消炎鎮痛剤

1.肩こりは早めに治すもの

肩こりに限らず全ての物事に共通していることだと思うんですが、早めに対処するのが肝心です。 症状が軽い内に対応すれば、本当に短い期間で回復しますからね。

薬は良くないと考えている方もいると思いますが、悪化すると別の病気の原因にもなりうるというのは頭に入れておくべきです。 無理は禁物です。

2.脱力する

すでに書いたように、肩こりというのは筋肉の硬直ですから、それを開放してあげれば解決です。 ただもう一度言いますが、最終的にやることは血流を良くすることに変わりありません。

お風呂

そこで最初に来るのがお風呂ですが、これについては言うまでもないので次に行きます。

ストレッチ

ストレッチは体が伸びて筋肉が柔らかくすることで解消を目指す方法です。 特に効果があると実感できたのは筋膜リリースです。 筋肉を覆っている膜のことを筋膜というのですが、肩こりになっている人はこの筋膜が固くなってしまっているんですね。 この筋膜を緩めようという考え方になっています。

マッサージ

マッサージについてはストレッチ以上の効果を感じることができますが、実際は施術者次第で当たりハズレが激しく、場合によっては悪化するリスクもあるという点には注意です。

深呼吸と瞑想

深呼吸瞑想と書いたのは、肩こりになると往々にして呼吸が浅くなりがちだからです。 肩こりのせいで胸や横隔膜の動きが悪くなるからと考えていますが、深呼吸と瞑想というのが意外にも効くんですよ。 手軽でどこでもできるメソッドですので、試したことがない場合は是非。

よく歩く

意外とあまり言われてないような気がするのが、歩くこと(ウォーキング)です。 歩くことで自然と腕が交互に動きますから、当然肩周りの筋肉はほぐれ、呼吸も深くなります。 体温上昇もあって、血流はかなり良くなります。 重い腰を上げて病院へ行くと、不思議と体調が改善してしまったりするのはこのためだと思います。 ウォーキングはお金もかからないので、自発的に行う方法としては一番優れているメソッドかもしれません。

よく寝る

最後はよく寝ることです。 そもそも論ですが、人間の体って寝ている時が一番リラックスしているはずですし、昔から病は寝て治してきたのが人間です。 僕の経験的にも、体の調子が悪くなるのは決まって徹夜後でしたし。 本当にきつい時は、よく寝るべきなんです。


このカテゴリでオススメなアイテムはマッサージボールです。 これまでストレッチに限らず筋トレグッズなど色々なアイテムを試して来ましたが、このマッサージボールだけは僕の中で唯一、数年間使い続けている程のお気に入りアイテムになります。 (要はつぼ押しなんですけどねw)

類似商品が多数出ていますが、重要なのは硬さです。 硬すぎると痛いんですが、あまりに柔らかいとツボを押しきれないため、ある程度の硬さがあるものを選んだほうが良いですよ。

肩甲骨周りや腰周りにあてて横になるだけという超がつくほど手軽な方法ですが、本当にリラックスできますし体もスッキリします。 オススメです。

3.栄養

栄養については日々の食事を改善するのが一番だと思いますが、手っ取り早く効く方法といえば、やはり第三医薬品に該当する肩こり・眼精疲労向けの栄養剤でしょうね。

栄養剤にはサプリメントもありますが、多くは機能性表示食品や栄養機能食品といったもので、あくまでも栄養素が含まれていることが証明されているだけです。 一方の第3類医薬品に該当する栄養剤というのは、医薬品ですから、効果・効能や安全性についての検証がしっかりなされています。

つまり、「効く」ということ です。 (もちろん重症の人が使っても効かない医薬品というのはあると思いますが、そのレベルになるともう病院へ行く以外に選択肢はないですからね…)

僕が色々使ってみて一番良かった(効いた)のは、サトウ製薬のユンケル 1・6・12EXです。 ただ少し独特の風味(亜鉛っぽさ)がします。 苦手な人は本当にダメかもしれないです。

4.お薬

頭痛や吐き気がするレベルまで悪化してしまうと、マッサージをしてもあまり変化を感じられなかったりします。 こうなってしまうと病院へ行くのですが、たいてい筋肉弛緩剤を処方されることが多かったです。

ただ、どうしても病院へ行く暇もない忙しい時期ってありますよね。 こういう時、ユンケルを飲んで頑張ってみるのですが、まぁ全然効かないんですね。

どうやらここまで症状が悪化してしまうと第3類医薬品程度では無駄のようで、それより強い第2類医薬品の痛み止めでなんとかするしかありませんでした。

痛み止め

僕が使ってるのはこれですね。 速効性が強いので割とすぐに楽になります。 炎症をとってくれるので、何もしないで仕事を続けて更に悪化させるよりは、ずっとマシなんじゃないかなと思ってます。 ただ心筋梗塞などの持病がある人は逆にリスクが高まる可能性も指摘されているので、その点は薬剤師と相談したほうが良いでしょう。

湿布

最後に、日常的に使える医薬品で重宝しているのがニチバンから出されているロイヒつぼ膏です。

温湿布というジャンルに該当するのですが、これが想像以上に効きます。 体感ではユンケル以上です。 ただ、背中は自分一人じゃ貼りようがないので、そのあたりは使い分けですね。 つけっぱなしでお風呂にはいると相当ヒリヒリする点には注意です。 本当に痛いですw

湿布と内服系の痛み止めを併用すると危ないという話もあるので、痛み止めについては基本的に薬剤師と相談したほうがいいかもしれません。

薬で治った!と言っても安心してはいけない理由

薬を使って良くなってくると、完治したとばかりに一生懸命仕事をしてしまう方、多いんじゃないでしょうか?

でも良くなったからと言って、それまでと全く同じ行動をとっていると、絶対に治りませんし、むしろ悪化していきます。 根本的には何も変わっていないからです。

というのも、肩こり・眼精疲労というのは、要は肉体からの声なき悲鳴みたいなものと考えるべきなんだと思うんです。 だから、薬を使うレベルに達してしまったら、すぐにでも体を休めにかからないといけないはずなんです。 どんだけ追い込んでも筋トレのような超回復はしてくれません。

僕はある時を堺に、ユンケルや痛み止めを飲むような状況が来たらとりあえず休養を取って、なるべく外出するよう心がけています。 (仕事・趣味がパソコンを必要としているため)

肩こりの予防策は?

世の中には肩こりの解消法や予防策の情報はたくさん出回ってます。 でも、おそらくそれで完全に肩こりからオサラバできた人はあまりいないんじゃないでしょうか。

なぜなら僕が実際になってみてハッキリと理解できたことは、肩こりというのは生活習慣病だったからです。 特にプログラマーのようなパソコンを使用したデスクワークがメインの方に多い気がします。

これまで述べてきたように、治すという面では脱力が大事なことは変わりませんが、それは単なる対処療法に過ぎず、根本的に突き詰めていくと生活習慣を変える他ない、というのが今の僕の結論です。

それはつまり、日常で自分が一番長くやっていることを止めることです。 僕の場合はパソコンから離れることが最大の治療法になる訳です。 そして実際にパソコンから離れ、全く別のことを始めると、ほぼ確実に肩こりとは無縁になれました。 (まぁ仕事の種なので結局パソコンの前に戻ってくるんですけど…)

ということで、時間の使い方を考え直すのが予防策として最初にやるべきことでしょう。

眼精疲労と肩こりの関係

今でこそ「眼精疲労と肩こりには強い関係がある」というのを理解できている僕ですが、昔はそんなこと全く想像できませんでした。 おそらく僕と同じような方が多数いると思うので、最後に眼精疲労についても触れておきたいと思います。

眼精疲労というと、目の疲れということで、真っ先に考えるのは目薬だと思います。 実際に眼精疲労やドライアイ向けの目薬は多数販売されています。 そしてお医者さんもドライアイ用のジクアスとかムコスタを処方してくれます。 でもそれが効いているのか実感できたのかといえば、僕については全然でした。

眼精疲労が改善したのを実感するのはずっと先のことで、それは眼精疲労だけでなく肩こりの症状が感じられるようになった頃のことです。 そしてそれは、すでに紹介したユンケルやロイヒつぼ膏を使いだした頃になります。

最初は偶然かもしれないと思っていましたが、いまの僕の中では確定的です。 実際、肩こりと眼精疲労は同じ並びで書かれている薬が多いので、医学的にもそういう情報はあるんだと思います。 でも、なぜか僕の担当医はその話には一切触れず、ただ目薬の処方に終始していました。

まぁ僕は医学とは全く関係のない領域にいるのであまりどうこう言える立場でもないのでこの辺にしておきますが、ドライアイや眼精疲労で悩んでる方は肩こり向けの情報に注目すると良いかもしれない、ということだけは書いておきたいと思います。